イタリアのクレモナに行ってきました。ミラノから電車で1時間で行ける街で人口は約7万人と決して多くはありませんが、大変魅力的な街でした。バイオリンの街として知られており、バイオリンを制作する職人が多数住んでおり、世界のバイオリニストがこの街まで買い付けに来るそうです。
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なぜ私はクレモナに行ったのか?
なぜ私がこのクレモナに行ったのかというとソーシャルネットワークのインスタグラムでたまたま知り合ったイタリア人の方がここに住まれており、ミラノまでの航空券が安かったことからクレモナに寄り案内をしてもらいました。以前にも記事にしたのですが、私はカウチサーフィンなどのサービスを利用して様々な知り合いをヨーロッパで作っています。たまたま知り合う出会いも素敵ですが、インターネットの力を借りれば自分に興味のある人と出会い知りあえます。今回、クレモナを案内してくれた人も日本の文化に興味がある人でした。
クレモナには意外にも沢山の日本人が住んでいる
このクレモナはわずか2泊しかしてないのですが、たまたまバイオリンを制作する日本人、ロシア人、韓国人の方から色々とお話を聞けました。日本人もバイオリン職人がかなりいるとのことで、小さい街にも関わらず在住日本人は約80人とのことです。ほとんどがバイオリン関係のお仕事です。私が住んでいるエストニアには日本人がわずか100人しか住んでないので、かなりの人数です。
バイオリンを制作する部屋を見せてもらったよ
バイオリンはヤマハのようなメーカーが販売するのではなく個人の名前で販売するのが基本となり、お値段はどんなに安くても1,000€(13万円以上)するそうで、200~300万円の値がつく職人もいるようです。またバイオリンが完成するまで1台あたり2ヶ月掛かるそうで、大抵の職人は自宅の一室をバイオリン製作の作業場にしています。
私はインスタグラムで知り合った方からの紹介でバイオリン職人の家にホームステイをさせてもらった(人任せな旅行で恥ずかしい…)のですが、作業場は本当に独特な雰囲気で感動です。この方はロシア人でイタリア人の彼女と暮らしています。バイオリン制作歴は3~4年で学校に通いながら家でもバイオリンを制作されているとのことでした。
クレモナは観光にも抜群の街だった
クレモナにはあまり外国人観光客がいませんでしたが、イタリア国内からの旅行者は多く、色々と見どころのある街でした。例えばバイオリン博物館やジュゼッペ・アルチンボルド作の野菜売り ( Ortolano ) という有名な絵もクレモナ市の博物館にあります。
この絵はミラノで開催されるエキスポのメインキャラクターともなっており、それくらい有名な絵です。
またクレモナはミラノなどの大都市とは違ってショッピングセンターもなく、のどかな街です。のそ割には見どころもあり街歩きをしていても飽きない街です。というかこんな世界では知られていない街にも掛からわずこれだけ楽しく感じられるのですからイタリアのポテンシャルの高さには圧倒されますね。
ミラノはアジア人や黒人など様々な人種がいる都市でしたが、クレモナはそこまで外国人はいませんので、そういった意味では本当のイタリアを感じることができる街かもしれないです。
是非、ミラノを訪れることがあれば電車で1時間で行けるクレモナにも寄ってみましょう!
おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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