ロシアのウラジオストクは地理的には完全にアジアです。
上記の地図をみていただければわかると思いますが、東京からだと便数はかなり少ないですがフライト時間は韓国・ソウルとほぼ同じ時間で、とても近いです。
自分はかなりウラジオストクについて興味があったので2015年10月に訪問してみました。
ウラジオストクに旅行をするまでは、ロシアでもアジアっぽい雰囲気をイメージしていたのですが、実際に訪れてみるとヨーロッパでした。ロシアは観光ビザこそ取得するのは大変ですが、日本からウラジオストクは3時間以内で行くことができます。
これから間違いなく日本人にとって多くの観光客が訪れる国になるに違いないと感じたので、その理由をお伝えします!
目次
号外:2017年8月から無料電子ビザがスタート
※上記は私が以前取得したロシアのトランジットビザ
今まで日本人がロシアを訪問するには観光であってもビザの取得が必要です。
またこのビザの取得はかなり面倒でロシア大使館・領事館に平日2回訪問する必要があり、無料で取得したければパスポートが2週間程度拘束されます。
しかし上記記事にも書いてるとおり、2017年8月8日よりウラジオストクに限っては日本人だとウラジオストクの空港でビザを発行してもらえるようです。
ただ空港でビザが発行されるアライバルビザではなく、事前にこちらからネットで申請が必要必要です。なので簡易ビザまたは無料電子ビザと言われてます。
いつも情報を教えてくれるないとうゆーた@Marinepolarisさん、ありがとうございます!
成田-ウラジオストク路線もあるS7航空はJALマイルで成田発を利用するとお得
もしウラジオストクに行こうと思われている人はS7航空をJALマイルで予約するとお得です。たった往復11,000マイルでいけます。
まず街並みが完全に非アジアでヨーロッパ
ウラジオストクは北朝鮮や中国から割りかし近い位置にあります。しかし街並みはアジアではなくヨーロッパです。私が住んでいた旧ソ連のエストニアにかなり近い雰囲気でした。アジアの雰囲気は一切ありません。
ウラジオストクにはオシャレなカフェやレストランもあり、海と坂が印象的な街でした。ロシアのサンフランシスコとも言われてるようで、その理由も納得です。
どうしても極東ロシアの情報が日本語ではあまりないので、陰気でネガティブなイメージを持っている人も多いと思いますが、私が訪れた10月は快晴で歩いていてとても気持ちかったです。
アジア人は10%以下!ほとんどが白人です。
極東ロシアには韓国系ロシア人(高麗人)などのアジア系ロシア人が多いと思っていたのですが、アジア人が多いといわれているウラジオストクですらアジア系の人はおそらく10%以下です。
また街を歩いていると北朝鮮のバッチを付けている人も何人かおり、おそらく現地で仕事をしている北朝鮮人です。
皆さんご期待されてると思うロシア人美女も沢山います!
韓国、日本の食べ物はスーパーに沢山!
街並みも人種もヨーロッパ近いウラジオストクですが、スーパーマーケットには沢山のアジア商品があります。もちろん日本の製品も多くカップラーメンはもちろんビールや化粧品など様々なものが売っています。
ただ日本製品の場合、基本的に割高で上の日進のカップヌードル・キングサイズは333ルーブル(650円)です。日本だと230円ほどの製品なので約3倍です。
一方、韓国製品は日本製品以上にあり、現地で生産されていると思われるものも多くあり、価格もそこまで高くありませんでした。もっと日本の会社は頑張って欲しいです!
車は、ほとんど日本車です!
ウラジオストクでは日本車が人気のようで、ほとんどが日本車で韓国車は1台も見ませんでした。おそらくほとんどの車が日本から輸入された中古車です。
観光客は中国人が多数
ウラジオストクの外国人観光客は、中心地に行くとちらほらいました。国慶節休暇に訪れたこともあってか中国人ツアー客が沢山おり、自由旅行をしている人は韓国人ぐらいでした。日本人観光客は一切会わなかったですが、現地に住んでいると思われる日本人女性は何人かいました。
治安は想像していた以上に良かった
ウラジオストクに訪れるにあたって誰もが気になるのが治安だと思いますが、私が訪れた約10日間でウラジオストクを含む極東ロシアで危ないと思ったことは一度もありませんでした。
思った以上に治安は良いと感じましたが、夜になると街全体に明かりがなくなるので夜の外出は控えたほうがよさそうです。
英語は全く通じないけど、なんとかはなる
極東ロシアに限ったことではないと思いますが、ロシアは英語が全く通じません。もしかしたら日本と同じレベルか日本以下かもしれないです。ホテルは基本的に英語を話そうとする人はいないですし、鉄道駅のインフォーメーションセンターでも英語はダメでした。日本でもさすがにホテルやインフォーメーションセンターのスタッフは英語ができると思うのですが、ロシアは個人旅行者が少ないからか英語でのコミニュケーションは厳しいです。
ただロシア語が話せないからといって、冷たい対応をされることはなく、親切にホテルでも鉄道駅でも対応してもらえました。モスクワだとカフェでいつまでたってもスタッフが来ずに差別されたような苦い経験があったのですが、極東ロシアの場合は気持ちよく観光ができました。
物価は日本よりもちょっと安い
ロシアのルーブルは以前に比べて下落したこともあり、そこまで高くはなく日本よりも安く感じました。例えば2人でパンケーキとジュースを頼んでトータル1,000円以下です。
またバスの料金は19ルーブル(38円)で、コーヒーショップのアメリカンは100ルーブル(200円)くらいです。
ウラジオストクは超穴場です!
ウラジオストクは日本から飛行機で3時間以内で行くことができ、アジアの雰囲気は一切ありません!また時差も1時間なのでヨーロッパやアメリカのように時差ボケになることも、ほぼないです。
こんなに異文化が気軽に楽しめる都市なのに、現状では日本人環境客は皆無です。近々、ウラジオストクに限って8日間有効なアライバルビザを提供するという計画もあるようです。
現状、日本からは成田空港から週3便でS7航空が飛んでいるだけですが、ソウル経由だと日本からでも4万円以下で行けることもあるので、是非とも極東ロシアのウラジオストクに足を運んでみてください。
極東ロシアのホテル予約はエクスペディアとBooking.comがおすすめ
ウラジオストクなどのホテル予約は、エクスペディアで8%クーポンを使うとお得です。元々、ほぼ最安値ですが、クーポン利用で更に安くなります。ただしエクスペディアだと地域によってはほぼホテルの掲載がないところもあります。
そんなときにエクスペディアの変わりに使いたいホテル予約サイトがブッキングドットコム (Booking.com)です。Booking.comは現地で支払いが基本となっているため、当日予約にも使えます。
ウスリースクを旅行したときも、エクスペディアよりもBooking.comのほうがホテル掲載数が多く、Booking.comをひたすら利用していました。
高麗人が多く住むウスリースク!ウラジオストクからも日帰り可能です。
極東ロシアの旅行にはセディナカードを持って行こう
セディナカード(マスターカード)の海外キャッシングは最強!ネット返済&現地ATM手数料無料で、ほぼ手数料はタダに!
極東ロシアには両替所はそこまで多くないですが、ATMは市内に多く存在します。日本のクレジットカード、国際キャッシングも使えますが、その中で最も手数料の安いキャッシング方法がセディナカード(マスターカード)で現金をおろすことです。
ロシアに限らずセディナカード(マスターカード)は、世界どこでも日本のクレジットカード、キャッシングのレートが最も良いのでオススメです。
極東ロシアに関する記事
ウラジオストク国際空港に行く前に知っておきたいこと(市内までの移動、SIMカード、WiFi、ATMなど)
成田からも週3で就航!S7航空でウラジオストクに来たのでレビュー
ウラジオストクのMTS(МТС)でプリペイドSIMカードを購入!
シベリア鉄道でウラジオストクからハバロフスクまで移動!2等席は想像以上に快適でした
おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
最新記事 by おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber) (全て見る)
- HoteLuxの最新プロモーションコードは?登録方法など徹底紹介 - 2024年10月1日
- HoteLux(ホテルラックス)はお得?怪しい?3年間使ってみた正直レビュー - 2024年9月28日