サラリーマンでもいつかは会社を辞めるタイミングが来ます。私のように新卒で入った会社を5年で辞めてしまう人もいれば、定年まで勤める人も当然います。
その会社を辞めた翌年は、無職にも関わらず住民税、国民健康保険が高額になるのは有名な話です。前年の収入によって翌年の住民税、国民健康保険が決まるからです。
しかしこの高額な住民税と健康保険料を合法的に回避する技があるのです。
目次
会社を辞めた年に住民票を抜いて海外移住をする
会社を貯めた年に住民票を抜いて海外移住をすれば、この翌年に住民税と国民健康保険料を払う必要は全くなくなります。但し辞めた年(住民票を抜いた年)の分は、高額な住民税と国民健康保険料を払う必要があるので、調整できるのであれば会社を辞めるタイミングは年末に近いほどコスパ良しです。
私も実際に2014年7月に会社を退職して、2014年10月からエストニアに1年住んでいたので、高額な住民税と国民健康保険料は、ほとんど回避することができました。
そのため会社を辞めた年は、気分転換も兼ねて海外移住を1年でもすぐにすることをおすすめします。翌々年以降は、日本に収入がなければ、住民税も国民健康保険も最低ランクになるので、ほぼ支払う必要はありません。
具体的にどれくらい節税できるのか?
年収500万円で会社を辞めて(当時の私)、無職を続けた場合、かなり大雑把ですが以下の様な税金になります。
住民税(月額) | 国民健康保険料(月額) | |
2014年 | 約12,000円 | 約35,000円 |
2015年 | 約10,000円 | 約30,000円 |
2016年以降 | 0円 | 約3,000円 |
私は会社を辞めた後もアフィリエイト収入などがあったので、もっと高かったですが全くの無収入だと数字は違えど上記のようになります。また地域によってはもっと国民健康保険は安い可能性があります。私は神戸市に住んでいたので激高でした。
国民健康保険料は意外に地域によって違う!自分の地域の相場を調べてみよう
2015年に海外に丸々いれば、それぞれ払う必要はないので、約50万円を払う必要がなくなります。
海外の保険は、クレジットカード会社の保険を利用すればタダにできます。但し年に1~2回は帰国してリセットしないといけません。
クレジットカード帯付の海外旅行保険を無料で3ヶ月以上にする裏ワザ
すぐに海外移住できる国はカンボジア!または海外周遊もオススメ
定年退職後は、マレーシアやフィリピンなどがリタイアメントビザを発行していて、日本人にも人気ですが、それでもそれなりに準備をしないとビザは発給してくれません。
そのため何も仕事もしない人が海外移住するとなると、かなり限られて来ます。そこでおすすめしたい国がカンボジアです。カンボジアは、1年ビザを現地の空港でも取得できるくらい寛大な国です。2016年9月からは、ANAが成田⇔プノンペンの直行便を飛ばすので、日本との行き来もし易いです。(ただ1年間は、日本の非移住者として活動するために頻繁に日本へ帰らないほうがベターはあります)
カンボジアの治安が不安というのであれば、観光ビザで治安の良い国に滞在するのも良いでしょう。ただ大抵は90日のビザなので、3ヶ月に1回は移動をしないといけないです。定年退職されるくらいの年齢だと人によっては、しんどいかもしれないですね。
また学習意欲があるのであれば、マルタ島などに語学留学として1年間滞在するのも素敵です。
まとめ
ゴールデンウィーク中にとある友人に会い、彼の父親が定年退職をするという話から、この節税の話になりました。今まで海外に興味がない人であれば海外に住むのは、苦痛で仕方ないことかもしれません。
ただ海外移住に興味があるなら、会社を辞めた年に住民票を抜いて移住すれば、高額な住民税と国民健康保険料を回避もできるので、オススメな手段です。
おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
最新記事 by おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber) (全て見る)
- HoteLuxの最新プロモーションコードは?登録方法など徹底紹介 - 2024年10月1日
- HoteLux(ホテルラックス)はお得?怪しい?3年間使ってみた正直レビュー - 2024年9月28日