スカイスキャナー(SkyScanner)という航空券検索サービスをご存知でしょうか?
普段、航空券を探すときにH.I.S、トラベルコちゃん、エクスペディア、サプライスなど様々な旅行サイトを利用されていると思いますが、私はまずスカイスキャナーで航空券を探すことが非常に多いです。
今回はスカイスキャナーの使い方、安い航空券の見つけ方、そして航空券を予約する方法について初心者の方でも理解できるように紹介します。
また上級者向けの探し方も紹介しています。
目次
- スカイスキャナー(SkyScanner)で航空券を検索する方法
- スカイスキャナー(SkyScanner)は予約サイトではなく仲介サイト
- スカイスキャナーは基本的に空席のある航空券だけを安い順に表示してくれる!
- スカイスキャナーは燃油サーチャージ、空港税などは全て込みの値段で表示される
- スカイスキャナーはLCC(ローコストキャリア)の検索もしてくれる
- スカイスキャナーは値段だけで決めるな!大手の旅行会社、日本語サポートしてくれるかも考慮しよう
- スカイスキャナーは目的地を決めなくても検索できる(中級編)
- スカイスキャナーは日程が決まってない場合でもOK!(中級編)
- スカイスキャナーは過去に検索した人のデータのみしか表示しない
- スカイスキャナーは都市に複数の空港がある場合はまとめて検索できる(中級編)
- エラーチケットサイトを活用してスカイスキャナーで検索すると激安チケットも見つけやすい(上級者編)
- スカイスキャナーで予約してもマイルを貯めたり座席指定も決済後にできる
- まとめ
スカイスキャナー(SkyScanner)で航空券を検索する方法
まずスカイスキャナーの使い方についてご紹介します。上記のように出発地と目的地、出発日、現地出発日(現地到着日でないので注意)を入力して検索をします。
空港は羽田、成田どちらでもOKであれば上記の例のように東京(指定なし)と検索もできますし、羽田空港だけがよければ羽田空港と入力すれば成田空港を除外して検索することもできます。
それでは検索中です。5~10秒ほど待ちましょう。
はい。それでは上記が結果となります。デフォルトだとタブが最適プランとなっていますが、自分は最安プランでみることが多いです。最適プランは乗り継ぎ時間が長い便が除外されている可能性があります。
上記の結果はやはり格安航空会社(LCC)のエアアジアが上位にでてきていますが、左のチェックボタンでエアアジアを除外したり直行便だけにしたり調整することもできます。今回は直行便のタイ航空で予約することにします。
すると上記のように旅行会社がずらりとでてきました。この上記のどれかの旅行会社で最終的に予約をすることになります。
ただ注意して頂きたいのが、基本的に安さ重視で当然だれもが選ぶと思いますが、あまりにもよく知らない旅行会社でそこまで値段が変わらないのであれば、倒産やトラブルのリスクも考えてできるだけ大手で予約することおすすめします。
上記の結果であれば私はタイ国際航空の公式ページ、JTB、エクスペディア、サプライスあたりで予約すると思います。
はい。それでは今回はエクスペディアで予約をします。エクスペディアのページに移動します。
あとはエクスペディアで航空券を予約するだけです。ちなみに日付を日付を跨いだからか値段が20円だけアップしていました。スカイスキャナーはこういうこともたまにあります。このときはサプライスなども値段が20円アップしていました。
スカイスキャナー(SkyScanner)は予約サイトではなく仲介サイト
上記の使い方を見ていただければわかったと思いますが、スカイスキャナーは、エクスペディアやHISなどの旅行会社ではなく、あくまでの安い航空券を販売しているオンライン予約サイトを安い順に紹介してくれる仲介サイトです。不動産屋と同じですね。
なので場合によってはスカイスキャナーで検索してもエクスペディアやJTBなどで最終的に予約することになります。その点だけはご注意ください。
スカイスキャナーは基本的に空席のある航空券だけを安い順に表示してくれる!
「航空券の予約をしようとして問い合わせたけど、すでに売り切れだった…」という経験をされた方は少なくないと思います。
私もトラベルコちゃんやH.I.Sで販売しているチケットについて問い合わせると既に売り切れだったということは何度も経験しています。
なので売り切れ商品が上位に表示されるということは基本的にはありません。ただ本当にたまに誤差で売り切れで旅行会社に移動しても予約できない…ということも稀にあります。
スカイスキャナーは燃油サーチャージ、空港税などは全て込みの値段で表示される
スカイスキャナーの表示価格は燃油サーチャージ、空港税など全ての手数料が込みの値段で表示されます。新聞の折込チラシやトラベルコちゃん等では、燃油サーチャージの料金が別途必要なこともありますが、スカイスキャナーは全て込みの値段でソートしてくれるので安心です。
上記のデルタ航空もニューヨークまで空港税や燃油などすべて込みの値段です。
スカイスキャナーはLCC(ローコストキャリア)の検索もしてくれる
スカイスキャナーはLCC(ローコストキャリア・格安航空会社)も検索結果に表示されます。旅行会社によってはLCCはインセンティブが貰えないことから検索除外にしているところも多いですが、スカイスキャナーは対応しています!
そのため「普通の航空会社を予約しなくてもLCCがあったじゃん!」とはなりません。ご安心ください!
スカイスキャナーは値段だけで決めるな!大手の旅行会社、日本語サポートしてくれるかも考慮しよう
スカイスキャナーはあくまでも仲介サイトで最終的には、何度もいってるようにJTB、サプライス、エクスペディアなどの旅行会社で予約することになります。
スカイスキャナーでもある程度はまともな会社を選んで連携しているとは思いますが、検索をする中で「この会社知らないけど安いなぁ」なんて会社もたまにでてきます。
よくわからない会社で予約することはリスクが有るということをしった上でしてください。例えば旅行会社は薄利多売なので倒産することもあります。旅行出発前にその会社が潰れればおそらくその飛行機に乗れない可能性が高いです。
また日本語対応していないページでは英語対応が必要です。予定変更になった場合でも英語での対応となります。また過去に記事にしたのですがeDreamsのような会社もありますので十分にご注意ください。
酷評のeDreamsで航空券を予約したら、やっぱりトラブルだらけだった
スカイスキャナーは目的地を決めなくても検索できる(中級編)
「目的地を決めないでどうやって航空券を検索するの?!」と思う人もいるかもしれないですが、スカイスキャナーはそれができます。
例えば「6/10~17の期間に海外に旅行に行きたいけど、行きたい場所が思いつかない…」なんて場合は、目的地を「すべての場所」にして検索しましょう。
こんな感じで安い国から順番に航空券の検索結果を表示してくれます。
スカイスキャナーは日程が決まってない場合でもOK!(中級編)
例えば「ロサンゼルスに行きたいけど、フリーランサーだから時間はある。安いときに行きたい!」なんてときに使える技です。
設定期間を「1年間」、「1ヶ月」などに徹底することにより、チケットが安い期間が一目瞭然で分かります。
検索結果により11月1の航空券が約62,000円で予約できることが分かります。
スカイスキャナーは過去に検索した人のデータのみしか表示しない
スカイスキャナーで唯一、注意しなければならないことは過去に検索したデータしか表示しないところです。
なぜこんな風にスカイスキャナーがしているのかというと、いちいち全てのデータを検索すると検索表示が遅くなるので需要のある(過去に検索のされた)航空券をキャッシュで表示されてるようです。
例えば関西国際空港からエストニアの第二と都市であるタルトゥを検索しても、過去にだれも検索していないルートのためデータが出てきません。このように過去に誰も検索していないようなマイナーな都市の場合は、日程と行き先を明確にして検索をしなければなりません。
「東京からバンコク」など人気のルートであれば問題無いですが、アフリカや東ヨーロッパなどマイナーな国への航空券は自分で一つ一つ日程を入れてやすいチケットを探さないといけないので注意が必要です。
スカイスキャナーは都市に複数の空港がある場合はまとめて検索できる(中級編)
東京だと空港は成田と羽田2つありますが、そういった都市はまとめて一括で検索することができます。
ロンドンの場合だと4つ空港がありますが、ロンドンでまとめて検索ができます。
エラーチケットサイトを活用してスカイスキャナーで検索すると激安チケットも見つけやすい(上級者編)
以下の記事で個別に紹介していますがエラーチケットとよばれる航空会社が本来、その値段でだす予定のない価格の航空券がシステムエラーででることがあります。
航空券をエラー運賃で安く購入する方法!過去に何度も手配した私が紹介
そのチケットをエラーチケットというのですが、エラーチケットを専門に紹介している英語サイトがあります。そのサイトにある航空券をスカイスキャナーで調べて予約すると、超お得に旅行ができるかもしれないです。
①エティハド航空の東京⇒ロンドン、パリ⇒ソウルの往復航空券が35,370円 ②アリタリア航空の東京⇔マドリードの往復航空券が37,340円 ③デルタ航空の大阪⇔ニューヨークの往復航空券が25,370円 ④アエロメヒコ航空のソウル⇒ブエノスアイレス、リマ⇒ソウルの往復航空券が32,010円 |
私もこのエラーチケットのサイトとスカイスキャナーには非常にお世話になっており、上記のような航空券をゲットして実際に旅行したことがあります。
スカイスキャナーで予約してもマイルを貯めたり座席指定も決済後にできる
スカイスキャナーで予約すると座席指定やマイルの登録はできないの?なんて思う人もいると思いますが、それは決済後にほとんどの旅行会社でeチケットが送られてくるので、そのeチケットに記載している予約番号で座席指定できます。
またマイルもそのタイミングで登録することもできますし、エクスペディアだと決済前にマイレージ登録もできたりします。
まとめ
スカイスキャナーの使い方が分かりましたでしょうか?
今回紹介していない機能もありますが、特に使える機能をピックアップして紹介しました。航空券を普段、駅前の旅行代理店やトラベルコちゃん等で検索して電話で予約している人は、是非スカイスキャナーのデビューをしてみましょう!
空席のあるチケットしか表示しないため、本当に楽チンです、またお宝チケットも探せば見つけることができます!
おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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