ダイナースプレミアムカードは年会費13万円(税別)するクレジットカードです。
年会費は13万円とアメックス・プラチナに並ぶ年会費の高さですが、様々な特典がついてきます。今回はそんなダイナースプレミアムカードの特典や還元率について徹底的に紹介をしたいと思います。
目次
ダイナース プレミアムカードの還元率は100円0.75〜1.5マイル
ダイナースプレミアムカードの情報はウェブでは公開されておらず手元の冊子を元に紹介しますが、上記のように100円決済で1.5ポイントを貯めることができます。
通常のダイナースカードだと100円決済で1ポイントなので、条件がよくなっています。
ただし色々と改悪があり、ANAは1ポイント=1マイルのレートで年間4万マイルまで交換できますが、その他マイルについては1ポイント=0.5マイルのレートです。
年間交換上限マイル数 | |
ANAマイレージクラブ(AMC) | 40,000 |
デルタ航空・スカイマイル | 140,000 |
ユナイテッド航空・マイレージ プラス | 120,000 |
大韓航空・スカイパス | 120,000 |
アリタリア・ミッレミルア | 120,000 |
具体的には上記の6社のマイルに交換することができます。
明らかにANAマイルに交換するほうがお得ではありますが、上限の40,000ポイントを超えると他のマイレージプログラムに交換するしか方法がなく、レートはかなり悪くなります。
年40,000ポイントは年間266万円となるので、それ以下だと還元率はANAマイルに交換すると100円=1.5マイル、それ以降は100円=0.75マイルとなります。
ダイナースプレミアムカードの注意点!ポイント還元対象外のものが多い
ダイナースカードは100円決済で1.5マイルと最強なのですが、注意していただきたいのが意外と100円決済1.5マイルを対象外としているお店が多い点です。
ダイナースでポイント還元が対象外、還元率が下がる加盟店は?かなり多いので要注意
上の個別に記事に書いていますが、税金の支払い、公共料金など決済に使えそうなお店に限って対象外です。対象外のお店だと200円で1ポイントとなり、1/4となります。これらのもので決済をするときは別カードが良さそうです。
ダイナース プレミアムカードの年会費は130,000円(税別)
年会費(税別) | |
カードの年会費 | 130,000円 |
ダイナースグローバルマイレージ | 不要 |
合計 | 130,000円 |
ダイナース プレミアムカードの年会費は13万円でこれは税別価格となるので税込みだと143,000円となります。
ダイナース プレミアムカードの家族カードも無料
ダイナースプレミアムカードは家族カードの年会費は無料となります。なので家族で使い倒せば更にお得感は増します。配偶者、両親、子供でも発行することができます。
ただダイナースは兄弟は発行不可のようです。特に枚数制限はありません。
ダイナース プレミアムカードはビジネスカードを年2,000円で追加できる
ダイナースプレミアムカードが最強と言われるのは決して還元率だけではなく、ビジネスカードを追加でたった年2,000円で用意してくれる点も人気の理由の一つです。
通常ビジネスカードは個人カードとは別に用意する必要があるクレジットカードが多いのですが、ダイナースは2,000円で上記のようなビジネスカードを用意してくれます。
なので法人を持っている経営者、個人事業主に強くおすすめしたいです。引き落としは法人口座、個人口座どちらでも設定をすることができます。またビジネスカードで決済してもポイントは変わらずに100円1.5ポイントとなり、個人のアカウントにポイントは付与されます。
ちなみに競合であるアメックス・プラチナはビジネスカードと個人カードを用意するとなると年間26万円掛かります。
コンパニオンカード(マスターカード)も無料で発行可
ダイナースカードは、海外や日本国内で使えない店舗用にマスターカードのオピニオンカードも追加で無料発行してくれます。
このカードで決済をしても明細は1つとなり、大変便利です。ただし還元率はプレミアムカードよりも悪くなり、100円=1ポイントとなります。
ただダイナースで決済できずに、別カードで決済していたものがマスターカードで代替えとして決済できるます。
このカードは家族カードでも発行することができます。ただしビジネスカード用のコンパニオンカードは発行されません。このカードを持っていればBoingo Wi-Fiが無料で使える特典と世界の空港ラウンジが使えるラウンジ・キー(LoungeKey™)も特典とて加わります。
ダイナース プレミアムカードに入会する方法
ダイナースプレミアムカードは誰でも申し込めるわけではなく、ダイナースカードを保有している人、またはすでにダイナースプレミアムカードを持っている人からの紹介で入会することができます。
私は後者でダイナースプレミアムカードを持っている人からの紹介で入会することができました。
ただ紹介は思った以上に厳しく、自分はダイナースの運営元である三井トラストクラブの社員の方と面談をして、確定申告書まで提出しました。アメックスのプラチナなど紹介URLを送ってもらうだけで紹介経由で申し込みができますだダイナースはアナログです。
ダイナースクラブカードの特典・還元率は?今なら入会キャンペーンで数万ポイント貰える!!
なので基本的にはダイナースカードで実績を作って、ダイナースプレミアムカードのインビテーションを待つほうが良さそうです。ダイナースカードから入会すると入会ポイントも数万ポイント貰えます。最短で1年程度でプレミアムカードの案内が来るようです。
私の場合、いきなりダイナースプレミアムカードに入会したので年13万円の年会費を払っても入会キャンペーンはありません…!
ダイナースプレミアムカードとアメックスプラチナとの比較
ダイナースプレミアムカードの入会を検討されている人の中でどうしても気になるのが、アメックスのプラチナどどう違うのか?というところだと思います。
この2つのカードはどちらとも年会費13万円(税別)で明らかにこの2つのカードは競合しています。2つとのこのカードを持っている私から紹介します。
ダイナースプレミアムカード | アメックス・プラチナ | |
年会費(税別) | 130,000円 | 130,000円 |
還元率 | 100円0.75〜1.5マイル | 100円0.8〜1マイル |
家族カード | 無料で発行可 | 4枚まで無料。兄弟でもOK |
ビジネスカード追加必要 | 年2,000円で手配可 | 年130,000円で手配 |
ホテル特典 | 一休ダイヤモンドのみ | マリット・SPG ゴールドエリート ヒルトン・ゴールド シャングリ ジェイド会員 |
コンシェルジュ | ○ | ○ |
プライオリティパス | ラウンジ・キー(LoungeKey™)を代替え | ○ |
金属カード | ☓ | ○ |
ざっくりと比較すれば上記のような違いです。決定的違うのが還元率です。還元率重視であればダイナースプレミアムカードでしょう。ただホテル上級会員の特典はアメックスプラチナのほうが圧倒的に優れています。
ANAダイナースプレミアムカードとダイナースプレミアムカードの比較
ダイナースプレミアムカードとは別にANAダイナースプレミアムカードというクレジットカードもあります。
ANAダイナース プレミアムカードは100円決済で1.5マイル貯めれる最強クレジットカード
このダイナースプレミアムカードはANAマイルにしか交換できないのですが、上限がなく重宝していたのですが、2018年12月より100円決済で1.5マイルとなりました。
ANAマイルしか貯めることを考えてないのであれば、こちらをおすすめしたいです。ただしANAダイナースプレミアムカードにはダイナースクラブ コンパニオンカードが存在しません。
まとめ:改悪が続いて還元率の悪いカードになったダイナースプレミアムカード
ダイナースは2019年あたりから還元率が徐々に悪くなっていっており、私が契約したときは100円で2マイルだったのですが、今は100円で0.75マイルまで落ちています。
コンパニオンカードなど確かに良くなっている点もありますが、少なくても還元率を求めるのであれば、SPG AMEXカードやアメックスプラチナなど他のクレジットカードを選んだほうが良いといえるでしょう。
おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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