ビジネスホテルを予約する際、インターネットサイトを見てみると様々なプランが出てきます。
現金清算のみの格安プラン・朝食付きプラン・駐車場付きプラン・クオカード付きプラン・ポイント◯倍プラン・◯◯◯マイル付与プラン、、、など挙げればキリがないほどたくさん出てきて、予約する際に「なんでこんなにプランがあるの!?もっと分かりやすくしてよ!!(怒)」と思ったことがある人も少なくはないはずです。
今回はこれらのプランがなぜ用意されているのか、またそれについて詳しく解説していこうと思います。
目次
1,000円のクオカード付きプランが+1,000円である理由
今回、私は9,700円のクオカード1000円付きプランを予約しました。クオカードのつかない素泊まりであれば8,700円です。
普通に宿泊する分には8,700円で宿泊しても、9,700円でクオカード1000円分もらっても実質の手元の財産は変わりません。
簡単な小学校の算数の問題ですね。むしろ、現金がクオカードに変わるわけですから1000円の便宜は悪くなるわけでマイナスといっても良いかもしれません。
ではホテルがなぜこのようなプランを販売するのでしょうか?一定数の利用客がいるから多くのホテルで販売されているのです。まずはそれについての解説です。
このプランのほとんどは出張に行くビジネスマンが利用します。なのでビジネスホテルで多く提供されているプランです。
出張に行く際は、基本的にその宿泊費は会社が負担してくれます。
この負担のされ方は会社によっても異なりますが、1回の出張に対して1万円支給してくれる会社もあれば宿泊費の実費を支給してくれる会社もあります。ほとんどが後者のパターンでしょう。
後者の場合、今回の例でいうと8,700円で宿泊しても9,700円で宿泊してもその宿泊費は会社が負担してくれます。
しかも領収書には「宿泊代として」としか記載されないのでクオカードは出張した本人がもらってもバレません。もうお気づきですね。出張することでクオカード分のお金を自分の懐に入れることができるわけです。
20%ポイントアップなどのプランも同様のことがいえ、貰ったポイントは後で個人的な旅行で使ってネコババすることもできなくはないです。
なんでこんなことをホテル側がするのかについては、そのホテルの単純売り上げがあがることによります。
まとめ:年々減りつつも2019年の今でも存在するホテルのクオカード付きプラン
出張の際にクオカード付きプランなどの対価を得ることができるプランで宿泊することはかなりグレーな選択といえるでしょう。
一時期よりはクオカードプランについてはなくなりましたが、それでもまだまだホテル予約サイトにはクオカード付きプラン特集など専用ページが用意されているところもあったりします。
また私は個人事業主でもありますが、個人事業主でも会社を欺くのではなく税務署を欺くために利用しようと思えば、利用できてしまいますね。
今回はそんなホテルのクオカード付きプランの裏側についての紹介でした。
出張の際、クオカード付きプラン を申し込みしてしまうと後々、会社の経理から指摘を受けたり、税務署からも忠告されることもあり面倒なことは間違いないので避けるようにしましょう。
今回のことについては動画でも紹介しています。
おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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