今回は、学生など若年層の方がJALの国内線に安く搭乗できる方法をご紹介します。
スカイメイト詳細・予約に関してはJALの公式サイトJAL 各種割引運賃のご案内から確認することができます。
JALのホームページで国内航空券を予約する際には、普通運賃のほかに往復割引・JALビジネスきっぷ・先得など様々な運賃があります。
航空券を取る場合、普通運賃ですとかなり高いですから、先得や特便割引で購入する人が多いでしょう。しかし、これらはある程度フライト日より前に航空券を購入する必要があります。
数ヶ月前から予定を立てて、その予定通り飛行機に乗るのはちょっと難しい…なんて人も決して少なくはないのではないでしょうか?
12歳以上26歳未満の人であれば直近に予定が決まっても先得料金と同じくらいの運賃で飛行機に乗ることが可能です。むしろこの航空券は直近でなければ購入することができません。それが「スカイメイト」とよばれるものです。
ANAのスマートU25についても別の記事で紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
スマートU25でANA国内線に安く乗れる!!手順、条件を紹介!!学生でなくてもOK
目次
JALの「スカイメイト」とは?
「スカイメイト」とは、満12歳以上26歳未満の人で、フライト当日に空席があれば航空券を購入できるというもので、安く飛行機に乗ることができます。
フライト当日にしか購入ができないので、それまでに満席になっていると搭乗することができません。
また、出発空港でしか購入することはできません。たとえば、日帰りで「羽田-伊丹」間を利用する場合、当日だからといって朝に羽田空港で行きと帰りの両便を購入することはできません。「羽田⇒伊丹」のフライトを終え、伊丹空港のカウンターもしくは自動チェックイン機でしか帰りの航空券を購入することはできません。
スカイメイトではクラスJにも対応しています。普通運賃と同様+1,000円で普通席ではなくクラスJに乗ることもできます。
スカイメイトはどれぐらいお得なのか?!
スカイメイト運賃についてはこちらより確認することができます。
運賃表はかなり細かく見づらいですので実際にアクセスして確認していただきたいですが、たとえば2019年7月1日の「伊丹-青森」のスカイメイト運賃は18,800円で、正規運賃と比較すると57%安くなります。7月から8月はピーク期のため運賃が全体的に高いです。通常期や冬のフライトになるともう少し安く乗ることができます。
全ての路線で正規運賃より50〜65%安い料金でJALの国内線に乗ることができます。
スカイメイトを活用してJALの飛行機に搭乗
スカイメイト運賃で実際にフライトしてみることにします。
フライトは「青森⇒伊丹」です。搭乗する日は木曜日でしたがこの日のフライトはほぼ満席。
グランドスタッフの方もなぜこんなに埋まっているのか分からないとのことでした。青森空港に到着した時点でクラスJが1席のみでしたが、なんとか予約することができました。
価格は16,060円。この日の直近予約は普通運賃やビジネスきっぷなどしか販売しておらず、座席数も少なかったため35,000円〜40,000円程度の航空券しか販売されていませんでした。
ちなみに、JALのホームページには「空席が少ない場合は、最終的に空席が見込まれる場合にご搭乗手続きを承ります。」と記載がありますが、残席が1でもあればスカイメイト運賃で購入することができるとのことです。
実際、筆者もこのフライトを含め、過去に2度残席が1〜3しかない飛行機にスカイメイト運賃で乗れています。
朝早くに空港に行ってほぼ満席の夜の便を購入できるのかまではわかりませんが、満席でない限りはほぼ断られることはないようです。
ヒヤヒヤしながらも無事搭乗
なんせ残席が1だったわけですからかなりヒヤヒヤしましたが、無事搭乗できてホッと一息。
搭乗券には、「SM」の文字があります。一体「SM」とは…。今変なことを想像したあなた。もちろんスカイメイトの略ですよ。今回は運良く「1K」という一番前の窓側に乗ることができました。恐らく直前にキャンセルされた人が早めに予約を取った人だったのでしょう。
過去にも残席が少ないフライトにスカイメイトで乗ったことがあると話しましたが、その時も運良く窓側が取れた記憶があります。
ANAのスマートU25との比較
ANAのスマートU25を利用したときの記事はこちらです。それぞれメリットデメリットがありますので、こちらではJALスカイメイトのメリットをお伝えします。
ネット予約をしたいのであればANAのスマートU25一択
ANAのスマートU25はネット予約が可能です。ネットで予約をしておけば「空港に行ったのに満席」というリスクはありません。
なので就職活動など必ず行かないといけない場合はスマートU25がおすすめです。
JALマイレージカードを所有していなくてもOK
ANAのスマートU25ではANAマイレージカードが必要ですが、JALスカイメイトの場合、マイレージカードを作らなくても年齢を確認できるものさえ提出すれば飛行機に乗ることができます。
せっかくですので、飛行機に乗る時にマイレージバンクへの登録もしてしまいましょう。
JALスカイメイトの方が安いことが多い
全路線を比較したわけではないですが、私がみたところ基本的にはJALのスカイメイトの方がANAのスマートU25に比べて運賃の方が多少ですが安いです。本当に数百円のレベルです。
JALスカイメイトの方がマイルの積算率が良い
ANAスマートU25のマイル積算率は50%に比べ、JALスカイメイトのマイル積算率は75%です。
ただし、それぞれの航空会社の学生クレジットカードを所有しているとどちらも積算率は110%になります。ただ、学生クレジットカードの場合、JALは在学期間中有効期限はありません。
カードの違いなどを詳しく知りたい方は、JALカードnaviとANAカード(学生)の記事を以前書いておりますのでこちらをご覧ください。
JALカード naviは大学生必須カード!マイルが通常よりも最大6割引きなどオトクすぎる
JALスカイメイトもANAのスマートU25も25歳以下が対象!!26歳であれば使えない
JALスカイメイトもANAスマートU25も25歳以下が対象で、26歳になればANA、JALとも利用することができません。ANAは25歳以下、JALは26歳未満が対象と記載していますが、結局は同じです。
学生ならJALカード Navi × スカイメイトは最強
もし学生であればJALスカイメイトと同時にJALカード navi を持つことを強くおすすめします。年会費無料で搭乗ボーナスもあり、国際線であれば半分のマイルで海外に行くこともできます。
JALカード naviは大学生必須カード!マイルが通常よりも最大6割引きなどオトクすぎる
これを持たない手はないですね。
学生でなくても20代限定のJAL CLUB ESTもおすすめ
学生でなくてもJALスカイメイトを利用できる年齢であればJALカードのJAL CLUB ESTに加入することもできます。
20代限定!JALのJAL CLUB ESTがお得すぎる!優先チェックイン、ラウンジ、クラスJ-eクーポンなど【レビューあり】
サクララウンジに入れたり、優先チェック・インが国際線で使えたりと20代でも上級会員のような待遇を受けることができます。スカイメイト利用前に加入を検討してみましょう。
まとめ:JALスカイメイトは旅行日程に融通が効く場合にオススメ
JALのスカイメイトではたとえ当日だとしてもネット予約をすることができません。
いざ空港に行って満席だった際には搭乗することができません。そのため、満席になかなかならない路線や平日のフライト、満席で乗れなかったら次のフライトもしくは翌日でも良いという時にはおすすめできます。
ANAのスマートU25より若干ではありますが、運賃は安いので、学生の方はぜひ活用してください。
ペンギン君
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