アメリカ・ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港にTWAホテルに宿泊してみましたので紹介します。
このホテルは2019年5月にJFK国際空港内にオープンしたとても新しいホテルです。
宿泊日:2019年7月26日〜27日
値段:約3.3万円
部屋のタイプ:Deluxe Double Queen With Runway View
※2019年8月現在、エクスペディア、Booking.comなどのオンライン旅行サイトでは予約できず、公式サイトからのみ予約ができます。
TWAホテルはJFK国際空港内の第5ターミナルにあります。
元々はトランス・ワールド航空という航空会社のターミナルですが、それが2001年アメリカン航空に吸収合併されなくなりました。しばらくはターミナルが使われずにいましたが、この旅新しくホテルとして生まれ変わり、その当時の60年代のままホテルとして宿泊ができるようになりました。
このターミナルは、映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『オーシャンズ8』など有名な映画にも登場したホテルでもあります。
空港内のターミナル移動は、無料の電車を使って移動ができます。第5ターミナルは、ジェットブルー(Jetblue)のターミナルとして使われているところでもあります。
目次
TWAホテルにチェックイン
チェックインカウンターもアメリカの映画に出てきそうな雰囲気です。
広々として、スタイリッシュでとても綺麗でした。スタッフの方の対応も親切で、当時の制服で出迎えてくれました。
最近では機械でチェックイン、チェックアウトがスムーズにできるようにもなっていますね。
チェックインカウンターまでの通路には、昔のポスターが貼られていました。トランス・ワールド航空は、エジプト、カンザスなど広範囲に運航していたことが分かります。
TWAホテルの客室は8階まであり、今回の部屋は7階でした。
部屋まで続く廊下は赤い絨毯が敷かれてていて、高級感があります。シンプルな白、茶色の壁に、赤い絨毯がとてもよく映えていました。
ただスーツケースを転がすのはちょっと不便です。
TWAホテルの部屋を紹介!!飛行機が見える部屋もあり
今回案内された部屋は756号室です。
カードキーも赤くて可愛らしいです。このカードキーはチェックアウトの時にいただくことができました。
ウッド調の茶色を基調とした落ち着いたお部屋です。
ここはツインのお部屋です。1人には十分すぎるくらいの広さのベッドが2つあります。
今回は、飛行機が見られる部屋を予約しており、部屋の窓からはジェットブルーの飛行機を間近に見ることができました。
窓のガラスは防音素材で7層になっていて、厚さが10センチもあるようです。そのため飛行機がこんなに近くにあっても音はほとんどしませんでした。
部屋自体はそこまで大きいわけではありませんが、ひとつひとつの家具が60年代を彷彿とさせるおしゃれなものばかりです。
エーロ・サーリネンという方がデザインした、ミッドセンチュリーのモダンなノール(Knoll)社製の家具を使用しているようです。
デスクやチェアなどもモダンでおしゃれですね。電話もヴィンテージ感のある黒電話でした。
机の上にはたくさんのTWA鉛筆がありました。この鉛筆はショップにも販売されてましたが、持って帰ってもいいのだろうか?
アメリカを感じられるお菓子もたくさん用意されていました。
有料ですが、冷蔵庫にはお酒やジュースなどたくさんの種類の飲み物が用意されていました。
飛行機を眺めながら部屋でゆっくり楽しむのもいいですね。
冷蔵庫の上にはグラスも完備されています。部屋の中に本格的なバーがあるみたいです。もちろん有料ですが、雰囲気はあります。
肌触りの良い、ガウンも用意されています。
スタイリッシュなドライヤーも完備されています。風量も十分で使いやすかったです。
バスルームです。洗面台はハリウッドスタイルのライト付き化粧台でした。女性の方がお化粧などをする際は便利そうですね。
トイレはウォシュレットではありませんでしたが、清掃が行き届いていて、清潔感がありました。
お風呂は湯船はなく、シャワーのみです。シャンプー、コンディショナー、ボディソープは個別のものではなく、ポンプ式のものがシャワールームにありました。
デザインもTWAのロゴで統一されています。
フェイスタオルやバスタオルも綺麗に整頓され、置かれていました。
写真にあったこのアメニティがあるのかと思ったのですが、どうやら有料のようです。部屋にあるアメニティは少ないので、そこは注意が必要かもしれません。
ヴィンテージ旅客機「コニー」はバーとなっています。
ホテルの外には「コニー」の愛称で知られるロッキード社のヴィンテージ旅客機「コンステレーション・ライナー」があり、中も見学出来るので行ってみました。
機内はバーラウンジになっていて、音楽も流れていて、おしゃれな空間になっています。
コックピットなども実際に見ることができました。
座席です。チェック柄がおしゃれで可愛らしいですね。
2-2の座席ですが、前も十分な広さがあります。
また、中央の通路も広く、余裕をもって行き来することができます。快適な空間でした。
ドリンクメニューです。
アルコールもノンアルコールも用意されていて、楽しんでいる方がたくさんいました。
外からホテルを見ると、ガラス張りの部屋がたくさん見られました。私が宿泊した滑走路側の部屋は外からは見えない造りのようです。
エントランスやカクテルラウンジを紹介
ここがエントランスです。
現代ではなかなか見かけない、おしゃれな造りになっていますね。白を基調としているので清潔感が感じられます。
こちらも現在ではほとんど見かけないソラーリ式の表示機です。パタパタと音を立てて表示が切り替わります。
こちらがカクテルラウンジ「The Sunken Lounge」です。色も造りも統一されています。
大きなガラス張りの窓からはコニーを眺めることができます。
ラウンジの2階には、ユニフォームのテンジスペースがありました。
過去にヴァレンティノ(Valentino)や、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)、スタン・ハーマン(Stan Herman)らがデザインした客室乗務員やパイロットのユニフォームが飾られていました。
TWAのトラベルグッズを詰め込んだスーツケースもありました。
フードコートもあり、気軽に食事をすることもできます。ただ思った以上に店員もお客さんも少なく閑散としていました。
TWAには屋上プールやジムも完備
ホテルの最上階ルーフトップにインフィニティプールがあります。
滑走路、飛行機が目の前で離着陸を目の前で見ることができ、素晴らしい眺めです。
みなさん写真や動画を撮りながら楽しんでいました。
私は時間の関係で頼めなかったのですが、ジュースやアルコールも楽しむことができるようです。
ロビーと同じ階には最新の設備を備えたジムも有ります。ジム大国のアメリカならではです。
TWAはギフトショップで買い物も楽しめる
ギフトショップもあり、ガウンやTシャツなどTWAのロゴが入った商品がたくさん揃えられていました。
スニーカーや帽子などもあります。
アメニティセットもここで購入することができます。
朝食は「The Paris Cafe」で
the paris cafeで朝食をいただきました。
メニューです。ブッフェ形式ではなく各々で注文する形式です。
アボカドトーストです。約14ドルでした。妻と二人で約45ドルに約20%のチップでした。
決して安くはないですが、アメリカの物価で考えると、朝食でこのくらいの値段は妥当な気がします。
まとめ:レトロな雰囲気を味わえる、飛行機好きにいはたまらないホテル
部屋から飛行機や滑走路が見えたり、昔の飛行機の機内を見学できたりと飛行機好きにはたまらない特典がたくさんのホテルです。
JFK国際空港内にあるのでニューヨークの中心地の観光向きではありませんが、ニューヨーク滞在の初日や最後の日など飛行機を利用する際には、とても便利で楽しめるホテルではないかと思います。
無料の電車があるのでターミナル間の移動は簡単ですが、第5ターミナルにあるので、大きな荷物がある場合などは少しだけ大変かもしれないことを頭に入れておくと良いかもしれません。
デザイン性のある造りや、部屋やロビー、展示場、滑走路を見渡せるプールなど楽しめる部分がたくさんあったので、宿泊だけでなく足を運んでみるのも良いかと思います。
今回のTWAホテルは動画でも紹介しています!!是非こちらもチェックしてみてください。
おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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