私はエストニアというヨーロッパの小国に2014年10月から2015年7月までの約9ヶ月間、妻と滞在していました。本当はもっと滞在していたかったのですが、ビザの関係で撤退することになりました。
撤退した今でもたまにエストニアのことを思い出しますが、キレイで、治安もいいですし、物価も高くなく、英語も通じるなどなど本当に魅力的な国です。またなんといってもITに力を入れている国なのでネット回線も早くパソコン1台でリモートで仕事ができるような人であれば、長期滞在もおすすめです。
もしこれから「エストニアに観光に行ってみたい」、「住んでみたい」、「起業してみたい」という人がいれば全力でおすすめします。
この記事ではそんなエストニアの良いところを丸ごと紹介します。
目次
まずエストニアってどんな国?
エストニアはバルト三国の一つで旧ソ連の国であり、今はEUに加盟しています。通貨はユーロです。
エストニアの人口は134万人で神戸市の人口とほぼ同じです。また首都タリンの人口は42万人です。公用語はエストニア語ですが英語もよく通じます。ちなみに元大関の把瑠都はエストニア出身です。
エストニアの特徴①:ITがめちゃめちゃ進んでいる
エストニアはメッセンジャーツール「Skype」を開発した国であり、マイクロソフトに買収された今でもエストニアのタリンで一部開発が行われています。また物価と人件費が安いことからEUのオフショア開発が行われております。なぜここまでエストニアのITが進んでいるかというと国策で国のIT化を進めており、ネットで選挙の投票が行えたり、国民の95%がネットで納税していたりと国民のIT意識も高いです。
またインターネットのインフラも日本並みに整っており速度も早く値段も非常に安価です。そのためITやWebの事業はたまたノマドをするには最適だと言えるでしょう。キオスクでプリペイドSIMカードがパスポートの提示をしなくても安価(月3GB/4€など)に購入できます。
エストニアは一切のインターネット規制を行っておらず、インターネット難民になることはまずありません。ネット回線が必要であればSIMカードを買ったり、カフェに入ってフリーwifiを使いましょう。
エストニアの特徴②:国民の英語レベルが高い
エストニアの公用語はエストニア語ですが、ほとんどの若者が英語も問題なく話せます。
ランク | 国 |
---|---|
1 | スウェーデン |
2 | ノルウェー |
3 | オランダ |
4 | エストニア |
5 | デンマーク |
英語を母国語としないランキングでも第4位です。キオスクで働いているパートのおばちゃんでも英語での会話ができます。海外に移住・起業するにあたり英語が通じるか通じないかは重要なポイントとなりますがエストニアは全く問題ありません。
参考:THE WORLD’S TOP 60 COUNTRIES IN ENGLISH
エストニアの特徴③:フィンランドから2時間で船で行ける
日本からエストニアは、飛行機の直行便は出ていませんので、日本から行く場合は、必ずどこかの国を経由して行くことになります。
最も効率的なルートが日本(東京、大阪、名古屋、大阪)からフィンランド航空またはJALでフィンランドのヘルシンキに行き、そこから飛行機または船でもエストニアの首都タリンに行くこともできます。
もし旅行で訪れるのであればヘルシンキから船でタリンに訪問することをおすすめします。船はかなり大型で値段もオフシーズンだと3,000円程度と安く、船の中にはレストラン、ダンスホールなどの様々な設備があるので退屈しませんよ。何より船でまた違う国に行くというのは中々経験できないことなので、おすすめです。
エストニアの特徴④:EUの中では物価・人件費が安い
ヨーロッパの物価はかなり高いですが、エストニアは平均月収が12万円程度ということもあり、ヨーロッパの中では激安です。外食は日本と変わらない値段ですが家賃や人件費は安価です。
長期滞在をする場合、タリンの中心地までバスで15分の2LDKが4万円ちょっとで借りれたりします。またホテルやレストランの値段もフィンランドや西ヨーロッパに比べると激安です。
エストニアの特徴⑤:治安が良い
エストニアは北欧並に治安が良く、夜一人で歩いてもまず大丈夫です。旧市街だと夜でも多く観光客があるいており、ジプシーや他国からの難民という人もエストニアはかなり少ないのでパリやミラノの中心地のように物騒ということはありません。
エストニアの特徴⑥:日本人というかアジア人がほとんどいない
エストニアに在住している日本人は僅か90人程度です。また世界どこにでも住んでいるイメージがある中国人、韓国人もほとんどいません。日本人もほとんどは留学、国際結婚、政府関係者、トヨタなどの駐在員となるため、事業をしている人は皆無です。そのためITの会社でも飲食業でも日本人にとっては十分にチャンスがあります。
日本人が経営する日本食レストランは1件のみで、エストニア人経営の寿司バーは多数あります。
スシモンなんて寿司屋もあるよ!
スシキャットも有名な寿司屋さんです。
もちろん日本人は経営に関わっていないです。
でもこれはこれでありかも知れないです。
エストニアの特徴⑦:エストニア人の人柄が良い
エストニアは基本的に白人オンリーの国のため、日本人のようなアジア人は非常に珍しいですが差別されることはありません。またエストニア人は西欧や南欧の人々とは異なり基本的には物静かです。
エストニアの特徴⑧:街並みがキレイ!
エストニアは旧ソ連ということで質素なイメージがあるかもしれませんが、街並みはキレイです。特にタリンは整備されており日本人がイメージするヨーロッパのイメージそのままの都市です。
また少し郊外でると自然がいっぱいです。
まとめ
エストニアに移住・起業するメリットがお分かり頂けたでしょうか?
めちゃめちゃポテンショなるの高い国だと個人的には思っています。仮に今からロンドンやパリ、ニューヨークなどに移住や起業をしようと思物価が高かったり、ビザが取れなかったり、既にライバル(日本人)が沢山おりレッドオーシャンですが、エストニアは今から始めてもチャンスはあります。
しかもかなり住みやすい国です。是非、皆さんもエストニアへの移住や起業を考えてみてはどうでしょうか!
エストニアでビジネス進出、観光などサポートが必要な方へ
もしエストニアにビジネスをしたい、調査が必要、観光でガイドをしてほしいなどエストニアでお困りの方が、日本語を話せるエストニア人の友人を紹介します。
名前:ラグナル マウエル(Ragnar Mauer)
拠点:エストニタ・タリン
メールアドレス:ragnar.mauer@gmail.com
日本語、英語、エストニア語ができますので、上記のメールアドレスまで直接連絡お願いします。日本語でOKです。ただし有償サポートとなり、無償では対応できかねますのでご了承ください。
彼はエストニアで翻訳家として活動していますが、日本関係のことであれば柔軟に対応してくれます。日本人の奥さんと一緒に暮らしているので場合によっては奥さんがフォローしてくれます。
おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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