2019年8月10日に導入されたANAの新しい国際線ビジネスクラス「THE Room(ザ・ルーム)」にさっそく乗ってきましたのでご紹介します。
新ファーストクラスのThe Suite(ザ・スイート)については別の記事にしております。
8月24日(土) NH212 ロンドン(ヒースロー)19:00発-東京(羽田)14:25着 座席番号:15A |
通常であれば往復80万円以上する路線ですが、今回はなんと特典航空券(マイル)で直前に予約することができました。行きはファーストクラス、帰りはビジネスクラスでで 所用マイルと料金は127,500マイル+59,760円でした。
「まるで自宅でくつろいでいるような空間。」をコンセプトにしており、果たしてどれほど自宅にいるようなくつろぎを味わうことができるのか楽しみなところです。
目次
ロンドン・ヒースロー空港でチェックイン
早速チェックインカウンターでチェックインを行います。もちろんビジネスクラスのカウンターで手続きを行うことができます。
荷物預けも済ませ、航空券を発券してもらいました。
GOLD TRACKももらえたので、出国審査はスムーズに行えました。エコノミーのレーンは混雑していたように思います。
ユナイテッド航空のラウンジが利用可能
ラウンジはANAではなく、同じスターアライアンスメンバーのユナイテッド航空のラウンジとなります。
今回は搭乗ゲートのすぐそばにラウンジがありました。
ラウンジはとても広く開放感のある空間です。利用者はそこそこです。
ドリンクやミールが充実しており、お腹もすいていたので満喫することができました。
新ビジネスクラスTHE Roomを導入した777-300ERへ
ラウンジをあとにして、搭乗ゲートB46へきました。優先搭乗で機内へと入ります。
機体の外観はThe Suiteと同じで他のB777-300ERとなんら変わりはありません。
新ビジネスクラスRoomのシート
新ビジネスクラス THE Roomの座席です。
ファーストクラスといって良いほどの個室感があります。
1-2-1の配列で、ファーストクラスと同じですが、空間はやはりファーストクラスに比べて狭いです。
この座席は進行方向と逆向きに配置されています。このようにして、ファーストクラスと同じ配列でも空間をうまく活用しているようです。
半分以上の座席が逆向きとなっているので、予約の際にはお気をつけください。基本的には逆向きでない座席のほうが良いと思います。私は今回あえて逆向きの席に座ってみました。
モニターは24インチ型と大きいです。4Kモニターなので非常に綺麗です。
モニターはタッチパネルに対応していて、フライトマップなどを直感的に操作することができます。
リモコンもありますが、ファーストクラスと違ってモニターに距離が近いのでほとんどタッチパネルでリモコンは使用しませんでした。
新ビジネスクラスTHE Room導入B777-300の機内設備
座席横にリクライニングの操作ボタンが付いています。操作感についてはダイヤルが付いていたりとファーストクラスと似た設計になっておりました。
ブラインドカーテンはボタンでの自動式です。窓1つが座席1つ分を占めています。
フルフラットにした状態です。長さはそれほどありませんが、横幅がダブルベッド幅ほどあってとても広いです。
扉はボタンをプッシュすることで閉まります。ファーストクラスと違って楽ではありますが、それほど密閉感はありません。若干の隙間はあります。
中央座席の場合は真ん中にバーがあり、個室感を生み出すことができますが、かなり薄いバーでした。
ACコンセントとUSBコンセント、モニターに出力用のHDMI端子があります。
THE Roomで配られるアメニティ
グローブ・トロッターのケースに入っており、化粧品はKOSEの雪肌精シリーズのもの。そのほかはANAのアメニティ類でした。
化粧室も新しいだけあってかなり綺麗です。洗面台は顔が洗いやすそうなほど広かったです。
アメニティはANAのロゴが入ったものは変わりませんが、ファーストクラスに比べるとランクが低いものが用意されていました。
ビジネスクラス限定のミニバーもあります。
アルコールやドリンク、チョコレートなどのちょっとしたお菓子をもらうことができます。
新ビジネスクラスTHE Roomの機内食を堪能
離陸前にウェルカムドリンクにオレンジジュースをいただきましたが、ファーストクラスと違って使い捨てのコップでいただきました。離陸してからもおしぼりをいただきましたが、冷たかったです。そういったところで格付けを行なっているみたいです。
機内食のメニューです。ビジネスクラスもとても上質な素材です。
アルコールドリンクもソフトドリンクも様々あります。
アミューズをいただきました。こちらは和食・洋食ともに共通です。
和食・洋食の選択を聞かれます。今回は洋食をチョイスしました。
こちらがアペタイザーです。野菜とプリプリのゆで海老が目玉です。コーンスープも温かくてよかったです。
メインティッシュの牛フィレ肉のステーキです。とても見栄えもよく美味しそう、実際美味しかったです。
デザートのケーキもいただきました。
ファーストクラスの機内食ほどお腹が苦しくなることはありませんが、十分です。
新ビジネスクラスTHE Roomで自宅と同じ睡眠
ベッドメイキングは自身でやるように言われまして、座席を倒してマットタイプのシーツをひくだけです。
個室感があり、周りを気にせず休むことができるのでエコノミークラスと比べて睡眠の質は高いです。
だらだらしながら映画を観ることのもおすすめです。
2度目の機内食を食べ日本へ帰国
フライト時間残り1時間くらいとなり、2度目の機内食の提供を依頼しました。こちらは好きな時に提供を依頼することができます。和食を選択しました。
サラダやスープ、麺類なんかも好きな時に好きなだけ食べることができます。
そしてコーヒーをいただいて着陸体勢のアナウンスが流れました。
まとめ:The Roomはもはやファーストクラス
ビジネスクラスとファーストクラスでは値段が4倍ほど違いますが、シートやサービス内容をみると細かいところでファーストクラスの方が質の高さを感じますが、ファーストクラスといってもいいレベルだと感じました。
今回のフライトはYouTubeでも紹介しており、細かい設備などもレビューしておりますので、ぜひご覧ください。
また今回の航空券代は往復80万円もする非常に高価な座席ですが、マイルであれば往復(往路:ファーストクラス、復路:ビジネスクラス)で127,500マイル+59,760円とまだ現実的なコストで手配することができました。
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おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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