2019年8月10日に導入されたANAの新しい国際線ファーストクラス「THE Suite(ザ・スイート)」にさっそく乗ってきましたのでご紹介します。
8月22日(木) NH211 東京(羽田) 11:35発- ロンドン(ヒースロー)16:10着 座席番号:1K |
通常であれば片道190万円以上する路線ですが、今回はなんと特典航空券(マイル)で直前に予約することができました。行きはファーストクラス、帰りはビジネスクラスでで 所用マイルと料金は127,500マイル+59,760円でした。
「5つ星ホテルにいるような贅沢な時間を。」をコンセプトにしており、果たしてどれほど5つ星ホテルのような贅沢感を味わうことができるのか楽しみなところです。
目次
新ファーストクラスTHE Suiteを導入した777-300ERへ
ファーストクラスの利用なので、ファーストクラス、ダイヤモンド会員が利用することのできるANA羽田空港スイートラウンジを利用することができます。その様子は別の記事にする予定です。また、YouTubeでも公開しておりますのでぜひご覧ください。
今回の搭乗口は110番ゲートです。
お手伝いを希望するお客様をのぞいて1番最初の優先搭乗で機内へと入ります。
見づらいですが、機体は他のB777-300ERと変わりません。
新ファーストクラスTHE Suiteのシート
機内の様子です。座席は1Kということで一番前方の窓側です。直前予約でしたが、良い席を取ることができました。
1-2-1の配列で、真ん中の座席は仕切りを上下することで個室感を生み出すことができます。機内の設備はもちろん新しいです。
今回のフライトはファーストクラスの利用者は8席あるうち3名だけでした。
写真で伝わるかわかりませんが、モニターが非常に大きいです。飛行機ではありえない43インチ型だそうです。4Kモニターなので非常に綺麗です。
新ファーストクラスTHE Suite導入B777-300の機内設備
化粧室も5つ星ホテルをイメージしているようでかなり上質な造りです。
コンパクトではありますが、新しいだけあってとても綺麗です。
石鹸類は資生堂のザ・ギンザを採用しています。
新ファーストクラスTHE Suiteの5つ星ホテルにいるようなサービス
搭乗して早速パジャマなどが配られました。離陸する前から着替えても良いということで時間に余裕があったので着替えさせていただきました。
客室乗務員の方がアメニティを配りに来てくれました。ポーチなどでまとめてもらえるわけではなく必要なものを必要な分だけというスタイルです。資生堂のリップクリームだけいただきました。
そのほかにも機内Wi-Fiを利用できるカードやロンドン・ヒースロー空港の入国審査時に優先レーンを利用できるFAST TRACKチケットをいただきました。
ウェルカムドリンクもいただきました。
これらのサービスに関しては、他の国際線ファーストクラスのサービスと同様です。
扉は手動式です。大きな扉で個室感は高いです。
座席横にリクライニングのボタンとモニターのリモコンがあります。
モニターの操作はかなりヌルヌルで評価は高いです。ANAアプリとの連携もできるようです。
アナログのダイヤルもあってこちらでもリクライニングを倒すことができます。微調整するのに便利です。
扉と座席の間にはジャケットなど薄い上着を1枚かけられるスペースがあります。
ファーストクラスでは客室乗務員の方に預かってもらうことができるのであまり利用するシーンはないかもしれません。
ACコンセント1つとUSBポート2つ、ヘッドホンジャックのほかにHDMIの入力端子があります。
HDMIを利用する人がどれほどいるのかは疑問ですが、色々な活用はできそうです。
ANAお決まりのSONYのヘッドホンがありますが、ケースに収納はされておりませんでした。
ファーストクラスTHE Suiteは窓3つ分が1つの座席を占めております。ブライドカーテンは今流行りのボタン式です。
新ファーストクラスTHE Suiteのアメニティ
グローブ・トロッターというイギリスのブランドのスーツケース型入れ物に入っております。
資生堂 ザ・ギンザの高級そうなアメニティは女性には嬉しいかもしれません。いつもANAでもらえるアイマスクなどが入っておりました。
新ファーストクラスTHE Suiteで機内食を堪能
離陸してすぐ機内食のメニューが渡されました。
アルコールドリンクについては数多くの品揃えでした。
残念ながらノンアルコールドリンクについてはエコノミークラスとほぼ変わらないメニューです。
今回は期間限定のマップルジュース スパークリング リンゴをいただくことにします。
先附の前にアミューズをいただきました。こちらは和食・洋食ともに共通です。見た目通り、上品なお味でした。
アミューズの提供と同時に和食・洋食の選択を聞かれます。和食と答えたところ少し驚かれました。やはり洋食を選択する人の方が多いようですね。
和食を選択しましたが、キャビアがありますが食べますか?と言われYesと答えたところ、洋食メニューのアペタイザーの1品も提供していただきました。空席が多かったのでしていただけたサービスなのかもしれません。
こちらが先附です。キャビア添えをいただいたおかげで結構お腹がいっぱいですが、まだ始まったばかりです。
このフライトはかなり揺れていて一旦サービスが止まりました。1時間ほど寝たあと、引き続きにゅうめんから提供されました。お腹も休めてちょうどよいです。
次にお造りが提供されました。空の上で日本のお刺身が食べられるなんて贅沢です。
炊き合わせが提供されました。これぞ、THE和食ですね。
最後に洋食メニューのデザートをいただきましたが、洋食と和食のコラボでいただいたのもあるのかかなり満腹になりました。
新ファーストクラスTHE Suiteで5つ星ホテルの睡眠
今回は利用者が少ないということもあり、隣の座席をベッドルームとして利用していいと案内していただけました。
座席に座りつつも隣でベッドメイキングをしてくれるので非常にスマートな対応です。
シートがマットレスを敷かなくても良い素材で作られていて客室乗務員の方も楽そうです。
ぐっすり眠れるかもしれませんが、時差ボケ対策として起きている時間が多かったです。フルフラットでだらだらくつろぐことができました。
2度目の機内食を食べロンドンの旅へ
フライト時間残り1時間くらいとなり、2度目の機内食が提供されました。こちらは好きな時に提供を依頼することができます。
洋食を選択し、カルボナーラが提供されました。半熟卵が印象的です。
まとめ:The Suite そこはスイートルーム
定刻より少し早い時間で無事、ロンドン・ヒースロー空港へ到着しました。荷物受け取りもプライオリティタグがしっかり昨日されており、空港もそれほど混雑しておらずスムーズに抜けることができました。
THE Suiteのシートに関しては、ANAが売りに出しているように高い個室感でゆったりとくつろぎの時間を過ごすことができました。
ファーストクラスの利用者が少なかったからか、非常にレベルの高いサービスを受けることもできて満足度が高いです。
今後、ニューヨーク線などに導入されていく予定で利用者も増えていくことと思います。
今回のフライトはYouTubeでも紹介しており、ブログでは紹介しきれなかった細かい設備などもレビューしておりますので、ぜひご覧ください。
また今回の航空券代は片道190万円もする非常に高価な座席ですが、マイルであれば往復(往路:ファーストクラス、復路:ビジネスクラス)で127,500マイル+59,760円とまだ現実的なコストで手配することができました。
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おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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