今回はシンガポール航空のスイートクラスに搭乗して参りましたのでそちらのご紹介をしたいと思います。
おそらく今現在ある飛行機の中で一番凄い座席になっています。
今回のフライトは香港国際空港からシンガポール・チャンギ国際空港のフライト約4時間に搭乗しました。
搭乗させていただいた機体A380はフライングホヌと同じ機種となります。
シンガポール航空の所有するA380のスイートクラスには新型と旧型があり、今回搭乗したスイートクラスは新型になります。
そして現在利用する事はできませんが、アラスカ航空のマイレージプランで2区間(香港⇒シンガポール、シンガポール⇒北京)をたった35,000マイルで予約することが出来ましたのでかなりコスパの良いフライトでした。
※現在はマイレージプランでスイートクラスは予約不可となっています。
スイートクラスの設備やサービス、機内食など徹底的に紹介していきたいと思います。スイートクラスへの搭乗は初めてなのでワクワクですね。
搭乗日:2019年10月30日
機体:A380
目次
シンガポール航空のスイートクラス専用カウンターでチェックイン
香港国際空港のチェックインフロアは広々としていて綺麗でとても居心地が良いです。
本家があるシンガポールからのフライトではなく香港国際空港からのフライトでしたので、そこまで派手さの無いチェックインカウンターではありますが、スイートクラス専用のカウンターがちゃんと用意されていました。
チェックインカウンターではスタッフの方が丁寧に対応してくださり、スムーズにチェックインする事ができました。
荷物の優先タグにもちゃんとスイートと書かれていますね。
無事にチェックインでき、搭乗券を受け取りました。
心なしか搭乗券も光り輝いて見えますね。このまま出国をしラウンジへ向かいたいと思います。
シルバークリスラウンジへ潜入
無事に出国をした後ラウンジへ寄らせていただきました。
こちらのラウンジは「シルバークリスラウンジ」と言いまして、基本的にはシンガポール航空もしくはスターアライアンス便でビジネスクラス以上に搭乗する人のみが入れるラウンジになっています。
今回私はスイートクラスへの搭乗なのでご利用させていただきました。
中に入るとラウンジまでの通路の壁には「FIRST CLASS」の文字がありました。
こういった一つ一つの演出が高級感を引き立ててくれますね。
そしてこの通路を抜けるとファーストクラス専用のエリアが用意されていました。
スイートクラスに搭乗する人は勿論こちらの専用エリアの利用が可能です。
さすがファーストクラス専用エリアですね、ハーゲンダッツが無料で提供されていました。
他にもこういったサラダなども豊富に用意されていまして、色々な地域の人や好みに対応できるようになっていましたね。
他にも香港らしい食事も用意されていて香港気分にもさせて下さいました。
そしてなんと自家製豆腐も用意されていました。
なんとも和風な物ですが、日本人の私からすると嬉しいですね。
お酒も豊富に用意されていましたので、フライト中は眠りたいという人はラウンジで少しお酒を飲んでからフライトに臨むのも良いかもしれませんね。
綺麗な形をしたスイーツもありましたので、女性の方も楽しんでいただけるのではないかと思います。
そして香港といえばこちらですね。
私はこのワンタン麺が大好きでスイートクラスの食事も楽しみですが、ついつい注文させていただきました。
こちらのワンタン麺は注文するとその場で作ってくれるので、出来立てホヤホヤを食べる事ができますので、ぜひシルバークリスラウンジに来た際は注文してみてください。
ビジネスで利用される方が多いからでしょうか、たくさんの新聞が用意されていました。
シンガポール航空のスイートクラスに搭乗
ラウンジでゆっくりした後5番ゲートに移動しいざ搭乗です。
スイートクラスは優先搭乗をさせていただけまして、専用の搭乗口から機体へと入らせていただきました。
ちなみに今回のスイートクラスは機体の2階部分にあり、直接2階へと入らせていただく事ができました。
スイートクラスの通路を通って自分の座席に向かいますが、通路が既にもう高級に溢れていてびっくりしました。
座席につくとCAさんよりご挨拶や設備のご説明をしてくださいました。
なんだか社長室のような座席でした。
挨拶の後直ぐにウェルカムドリンクとスナックが配られました。
こちらのナッツがもの凄く美味しいのでオススメです。
おしぼりもいただきました。
今日だけは許してくださいと言う気持ちで顔を拭かせていただきました。
スイートクラスで使うおしぼりはまた一味違いますね、最高に気持ち良かったです。
今回の座席は私が1Aで妻が2Aだったのですが、座席を仕切っている壁を下に収納し一つの部屋のように広く使う事もできました。
これはまさにホテルですね。
ちなみにこちらの飛行機にはスイートクラスが全部で6席用意されていました。
なんとも贅沢な使い方ですよね。
シンガポール航空スイートクラスの設備を紹介
スイートクラスの座席にはこんなに大きなディスプレイが設置されています。
そして壁にはめ込まれている小さめのディスプレイがもう一つ。
小さめとは言うもののエコノミークラスのディスプレイと比べたら十分すぎるサイズでした。
こちらのディスプレイでは無線のリモコンになっていて色々と操作をする事が可能です。
今回のフライトではあまり使用しませんでしたが、ディスプレイの横にあるのがヘッドフォンになっていて、バングオルセンという高級ブランドの物で、着用すると飛行機の音などが遮断されて音が本当によく聞こえました。
このように座席の扉を閉じる事で半個室にでき、プライバシーを守ってくれますので女性や子供の方も安心して寛げる空間になります。
座席にはロッカーが付いているのでジャケットを預かって貰う事ができます。
今回もスイートクラスに搭乗すると言う事でジャケットを着用させていただきました。
飛行機でジャケットを預けたいだけが為に着用している事はここだけの秘密にしてください。
ハンガーももちろん付いていました。
ロッカーには鏡が付いていますので、ここで身嗜みを整える事ができます。
こういった間接照明も用意されていましてその下には造花の花が飾られていました。
こういった演出もまさに高級ホテルのようですね。
こちらのリモコンで座席を倒したり、回転をさせたりする事ができます。
離陸時はやはり座席を回転させ前方向へ向けないといけませんでした。
そして座席にはUSBポートとコンセントの電源がありましたので、フライト中にスマホの充電を満タンにする事ができました。
ちなみにWi-Fiはビジネスクラス以上ですと無料で使えますのでスマホやパソコンを持ち込んでの作業もできますね。
安定したネットスピードでしたので快適に利用できました。
そしてこちらのシンガポール航空スイートクラスの目玉と言っても過言では無いのがこちらのベッドです。
まさか雲の上でベッドに横になり眠る事ができるとは思ってもいませんでした。
短いフライトでしたが、これだけ心地の良い空間ですと疲れが取れて最高でした。
上空の楽園とはまさにこの事かもしれません。
さらにはベッド自体をリクライニングする事もできますので、ソファのように利用する事もできそうですね。
前後の座席で部屋が繋がりますが、写真では見えにくいかもしれませんがベッドとベッドの間には硬めの仕切りがありますので寝返りをする際は注意が必要です。
ちなみにベッドにもシートベルトは付いていますので、安全に眠る事ができます。
短いフライトにも関わらずベッドの準備をしてくれたCAさんありがとうございました。
そしてこちらがなんとトイレです。
スイートクラス専用のトイレなのですが、これは本当に広くて、豪華でこんなに贅沢な空間を使っていいのか申し訳ない気持ちになるくらい素晴らしいトイレでした。
正直私が経験してきた飛行機のトイレの中で一番豪華なトイレでした。いやー凄い。
ちなみに機内の階段はこのようになっていました。
一階がエコノミーとプレミアムエコノミーの座席で、二階はスイートとビジネスの座席となっております。
シンガポール航空スイートクラスのアメニティ
こちらはブランケットです。
ベッドには掛け布団が付いていますので、基本的には膝掛けとして使うのが良いかもしれません。
そしてこちらはスリッパです。
今回のフライトは約4時間と言う事もあり歯ブラシなどは付いていませんでしたが、長距離フライトの場合は付いてくるようです。
トイレに置かれているアメニティは「ラリック」と言うブランドでフランスで生まれたブランドです。
他にも引き出しを開けるとウェットタオルなどが入っていました。
まさに高級ホテルのようなアメニティですね。
シンガポール航空スイートクラスの食事
食事が提供される前にCAさんがテーブルのセッティングにきてくださいました。
テーブルは食事以外の時は収納されていましたので、より快適に広く座席を使えるように工夫がされていますね。
如何でしょうか?
この写真を見ただけではフレンチのコース料理を食べにレストランにきたみたいですよね。
これが上空30000フィートで食べる食事の準備だなんて凄すぎます。
私はお酒を飲まないのですが、メニューにはシャンパンやワインなど高級そうなお酒のリストもありましたので、お酒を飲める人はぜひ飲んでみてください。
シャンパンのリストもありました。
お酒好きには堪らないですね。
こちらはコーヒーやお茶のリストになります。
お茶だけでもこれだけのラインナップが揃っているのは普通のレストランでもなかなか無いのではないでしょうか。
こちらがノンアルコールドリンクのリストです。
こちらが食事のメニューです。
ラインナップを見る限り高級レストランですね。
メニューを見ているだけで笑顔が溢れてしまいました。
ちなみに食事もいくつか用意されていましたので、お好みで選んで見るのが良いかと思います。
どれも美味しそうなので迷っちゃいました。
前菜がマテ貝のオーブン焼きでした。
なんとも豪華な食事です。これが機内食だなんて信じられませんよね。
ちなみにパンはガーリックテイストの物をチョイスさせていただきました。
ガーリックの香りが食欲をそそります。
飲み物はもちろんコーラ、スイートクラスで飲むコーラは格別です。
そしてスープはトマトスープのエビとマッシュルーム入りです。
見た目もそうですが、味も一級品でしたね。
ルッコラとミニトマトのサラダ、オレンジヨーグルトドレッシングです。
彩りが綺麗ですね。
そしてこちらがメインディッシュです。
牛フィレ肉のグリル、エンドウ豆をすりつぶした物や野菜が添えられていました。
お肉は本当に柔らかくて美味しかったです。
最後にデザートがきました。
こちらはハーゲンダッツアイスとフルーツ盛り合わせになっていてドラゴンフルーツなど普段日本ではあまり目にしないフルーツが使われていました。
ちなみに妻は中華のコースをオーダーしたのですが、デザートは同じ物が提供されていました。
ちなみにこちらが妻がオーダーをした中華料理のコースです。
かなりクオリティが高く妻も大満足の内容でした。
余談ではありますが、プレミアムエコノミー以上の方はブック・ザ・クックと言う事前機内食予約サービスがありますので次回はそちらにも挑戦してみたいと思います。
食事が終わると直ぐにCAさんがテーブルの片付けをしに来てくださいました。
至れり尽くせりの食事は大満足でした。
食事が終わった頃にはすでにシンガポールまで残り1時間のところでした。
着陸準備に入るまではベッドの上でスマホをチェックしたりゴロゴロして寛がせていただきました。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきますね。
シンガポールに到着
無事に入国を済ませました。
チャンギ国際空港はいつ来ても綺麗で非常に快適な空港の一つだと思います。
今回A380と言う事でかなりの量の荷物を運んでいたとは思いますが、ちゃんと優先して荷物を受け取る事ができました。
こう言った部分が徹底されているのは本当にありがたいですね。
まとめ:上空30000フィートの高級ホテル
今回は香港国際空港からシンガポールのチャンギ国際空港までシンガポール航空のスイートクラスの乗らせていただきましたが本当に飛行機の中なのかと疑ってしまうくらいにまさに高級ホテルのような座席でした。
今まで色々な飛行機に乗りファーストクラスも体験してきた私ですが、間違いなくナンバーワンの高級感ですね。
食事に関しても高級レストランのコース料理をいただいているようで本当に美味しかったです。
着陸の際空港が混んでいて少し時間がかかったのですが、スイートクラスに乗っていると何時間でも時間を掛けてくれて良いとまで思えましたのでかなりの快適さと言えます。
今回は香港からシンガポールでの移動で約4時間のフライトでしたが、シンガポール航空新型A380が2020年に成田空港に就航しますので、チャンスがあればぜひそちらの路線もご紹介したいと思います。
またマイルやエラーチケットを利用する事で格安でスイートクラスやファーストクラスに乗れますので、その辺りもどんどん紹介していきたいと思います。
YouTubeでも動画をアップしています!!
アラスカ航空のマイレージプランで航空券を手配しましたが、残念ながら今はスイートクラスについては手配不可となっています。しかしまだまだビジネスクラスであれば予約可能です。
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おのだ/kankeri02(ブロガー&YouTuber)
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